あなたの肌タイプは?
治療と並行しておこなうスキンケアをより確実で効果的なものにするためには、患者さんの肌
の疾病の履歴や肌タイプを正確に知る必要があります。そこで私は、次ページのようなカウンセ
リングシートを使い、その結果に応じて、どのような化粧品を選び、どのような使い方をすべき
かアドバイスしています。
なぜなら、治療のみをほどこすより治療と同時にスタートさせたその人の肌質に合わせた治療
をサポートしてくれるようなスキンケアは、治療の速度を速め、肌を整え、ニキビ痕さえも改善
してくれる手助けになる。そんな実例をたくさん見てきたからです。
以下の設間を読み、当てはまるほうをチェックしていってください。

 

注射の前に皮膚をふく消毒用アルコールで、
り、腫れたり、かぶれることがある
ふいた部分が赤くなった
アルコール入りの化粧水を使ってひりついたことがある
季節の変わり目に肌トラブルが起こることが多い
よく顔がかゆくなったり、赤みを帯びることがある
汗をかくと、顔がムズムズしてかゆくなる
過去にアトピー性皮膚炎と診断されたことがある
赤いブツプツが出て、かゆみが続くことがある
低刺激とされる化粧品でもかぶれることがある
現在、脂漏性湿疹の症状が出ている
小鼻からほおにかけて、毛穴が目立つ部分がよく赤くなる
生理前になると、小鼻の部分が赤くなったり、皮がむけたりする
肌のカサつきがひどく、粉をふいたようになる
肌のカサつく部分にかゆみ、ひりつき、赤みが出る

 

3 七つのケーススタディでわかるニキビ医療の実際
顔に毛細血管が浮き上がって見える部分がある
顔の皮膚が薄いと思う。あるいは薄いと言われたことがある

 

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上記いずれかの皮膚疾患で治療中である
現在、顔にアトピー性皮膚炎が出ている
皮膚科で湿疹(脂漏性湿疹以外)。皮膚炎。じんましんの診断を受けた
ことがあり、現在、その症状が顔に出ている

 

←通常のスキンケアは中止して、治療と特殊な保湿ローションのみのケアで肌を立ちあげてい
く必要があります。
肌タイプチェツク
ニキビができている部分以外の肌についてあてはまる項目をチェックしてください。
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顔全体に脂っぽく、ベタついている状態
Tゾーンはやや脂っぽいが、他の部分はやや乾燥した状態
Tゾーンはやや脂っぽいが、他の部分はかなり乾燥した状態
乾燥も脂っぽさも感じない、ちょうどいい状態
顔全体に皮脂が少なくカサついている状態
●1はドライ肌、2はノーマル肌、3はコンビネーション肌A、4はコンビネーション肌B、5
はオイリー肌に分類します。スキンケアの基本は肌タイプに合わせた足し引き。オイリー肌の人
は過剰な皮脂をとることに比重をおき、ドライ肌やノーマル肌は保湿に重点をおいたケアをアド
バイスします。大半の人は、コンビネーション肌のAかBに該当すると思うのですが、Aは比較
3 七つのケーススタディでわかるニキビ医療の実際
的キメが細かくて、ややドライ肌に近い肌質なので、皮脂のとり過ぎに気をつけ、乾燥しやすい
部分には特に保湿を心がけるケア法、Bはオイリー肌に近い皮脂過剰の肌質なので、洗顔での効
果的な角質ケア法をアドバイスします。

 

←ニキビ痕を残したくないなら、できるだけ早く皮膚科で診察を受け、
う。スキンケアは、治療をサポートしてくれるものを指導していきます。
治療をはじめましょ