スキンケアは予防であるという考え方

 

美容液の登場以来、ここ十数年で、化粧品の性能は飛躍的に進歩してきました。最先端の研究
によって発見された新成分や、化粧品への配合は困難だと思われていた成分の導入など、次々発
売される新製品は話題に事欠きません。老化防止、美白、敏感肌用などの機能と並んで、大人の
ニキビ対策という新機能化粧品も登場しはじめました。
そして、適切な化粧品を用いたスキンケアは、治療の補助手段として、さらに悪化防止策とし
て、重要な役割を果たせるものであると、私は臨床経験を通して実感しています。薬ほどの強い
効果がなくても、スキンケアには、家で毎日とる食事のように、肌の状態に応じて自分でさじ加
減できる安心感があります。自分に合った化粧品とスキンケア法を見つけることは、食事で病気
を予防することと同じく、肌の予防になりうるのです。

 

 

 

ニキビを悪化させるストレスの蓄積はをカルシウム補給で阻止

なんだか怒りっぱくなっているとき、わけもなくイライラするときは、カルシウムを補給しま
しょう。カルシウムには、神経の苛立ちを抑える精神安定剤の働きがあります。特に、ふだん味
が濃い外食やコンビニ食を回にする機会が多い人は、摂取量を増やす必要があります。ナトリウ
ムや、加工食品や肉に多く含まれるリンを過剰にとると、カルシウムの吸収が妨げられてしまう
からです。
ふだんから、カルシウムが豊富に含まれ、なおかつ吸収率が高い食品を積極的にとってほしい
もの。そこで活用したいのが、牛乳をはじめとする乳製品です。もともとカルシウムの含有量が
多いうえ、牛乳に含まれるアミノ酸やカゼインがカルシウムの吸収を高めるため、吸収率は約五
2 -○ のキーワードでニキビができにくい肌に
○パーセントとほかの食品と比べて群を抜いています。不眠解消にも効果的なのは「睡眠」の項
で説明した通り。また、ヨーグルトなどは調理しなくても手軽に食べられるので、ぜひ毎日の食
生活にとりいれてほしいものです。
カルシウム不足が続くと、骨に貯蔵してあるカルシウムが血液に溶け出て骨がスカスカにな
り、骨粗豚症の原因にもなってしまいます。肌トラブルと同様に、これも女性にとっては深刻な
問題。乳製品のほかにも、小魚、青菜、大豆製品、海藻など、カルシウム豊富な食材を意識して
とりましょう。
また、できるだけゆったりした気分で、よく味わいながら食事をすることも、自律神経を安定
させるために大切なことです。